ココ調

今日のココ調

〇〇を変えたら大ヒット!売り上げUPの秘密を大調査!

今、社会現象を巻き起こしているもの、それが…


発売から、わずか半年で190万部を突破したマンガ「君たちは どう生きるか」。
もともと81年前に出版された小説で、今回 初めてマンガ化されたんです。


Q.どっちの方を読もうと思います?
「マンガ」
「読みやすい、マンガの方が」

「読みやすくて、マンガから始めてみようかなと思って」

小説を、読みやすいマンガに変えたことが、大ヒットに結び付いたようです。

さらに調べてみると…
リニューアルしたことでヒットしたモノが、他にもまだまだありました!

「約17倍も売り上げが伸びました」


大アタリの秘密は何なのか?
今日は、〇〇を変えたら大ヒットしたモノをココ調します!

まず訪れたのは、お菓子メーカーの明治。

こちらの会社で、あるコトを変えたら、大ヒットしたモノとは?

「こちらの…明治ザ・チョコレートです」


ホニャララを変えたら大ヒットしたモノ。それは、
「明治ザ・チョコレート」

こだわりのカカオ豆を使った板チョコで、最初は2014年に発売したのですが…


「この商品、実は2代目になります。
初代のものが芳しくなかったので大幅リニューアルしました」

初代から、あるコトを大幅に変えたことで大ヒット商品に。

それは一体…

「最大のポイントは…
このパッケージデザインです」

そう、パッケージを変えたら大ヒット!


「実はコチラが初代のパッケージになります。カカオに対するこだわりを」


「前面に押し出したパッケージなんですけれども、『カカオどうだ』という感じが出すぎたのかなと」

黒瀬リポーター「このパッケージは知らなかったですね」
「(不人気で)一瞬で店頭から無くなってしまったので」

こちらが、2014年に発売された初代のパッケージ。

それが2年後のリニューアルでこう変わりました。

新たに採用されたのは、フチをカラフルに彩った茶色の紙箱。
そしてカカオ豆は、メタリック調のモチーフでスタイリッシュに変身です。

では、初代と2代目。
街の人は、どちらのパッケージが好みでしょう?


黒瀬リポーター「2人とも右ですね」
「こっちの方が、スタイリッシュで可愛いから持つのにイイかなと思う」


「絶対こっちやな」
「これがカバンから出てきた時の方がオシャレ!」

女性に好評だった2代目パッケージ。
売り上げは…

「初代と比べて2倍以上の売上に伸びました」
日経トレンディで発表された「2017年ヒット商品ランキング」でも堂々2位!
リニューアル後の販売数は、4000万枚を突破しました。

さらにSNSでは、このパッケージを時計の文字盤や壁紙として使うなど、リメークを楽しむ現象も
起きています。

街で取材したこちらの女性も…

「リメークして作ったストラップです」



パッケージの柄に一目ぼれ!
そこで、自分で切り抜いてストラップにリメークしていました。


「すごく好きな柄だったので、すごく気に入って、普段使いしています」

こうした現象も、人気に拍車を掛けているようです。

続いては、飲料メーカーのキリンビバレッジへ。

こちらで、あるコトを変えたら大ヒットしたモノとは?

「こちらの…生茶です」


〇〇を変えたら大ヒットしたもの。
それは「生茶(なまちゃ)」!

しかし、「生茶」と言えばもともとヒット商品なのでは?


「生茶は、最初2000年に発売しまして、当時大ヒットしたんですけども、最も良かった時期から半分位まで売り上げが下がってしまったのが背景にあります」

発売してから5年間は大ヒット!
しかし、競合商品の台頭などで売上げは徐々に右肩下がりに。


実は、ブランド存続の危機を迎えていたのです。
そこで変えた〇〇が…

「最大のリニューアルポイントはこの茶葉です」

そう、茶葉のリニューアルで大ヒット!
もともと生茶の製造方法は、茶葉から お茶だけを抽出するというものでした。

それをリニューアル後は…

最新技術で茶葉をミクロン単位に粉砕。
お茶と一緒に粉末状の茶葉もボトルに詰めたのです。

この変化で美味しさは格段に進化。
以前より、お茶本来の旨みを味わえるようになったと言います。

しかし、粉末状ならではの問題も!



「どうしても粉ですので中に入れると沈殿してしまう。やはり粉がおいしさのポイントですので」

「お客さまに『振ったらおいしくなる』という形で、あえてその一手間を楽しんでいただければと思います」

一見デメリットに思える点を「振ると旨い」というアピールポイントに!

ひと手間かける特別感を打ち出すことで、競合商品と差別化したのです。

2016年にリニューアルした結果、売り上げはV字回復!
見事、大ヒット商品に復活したのでした。

続いては、商いの街・大阪へ!

この街に、それまでサッパリ売れていなかったのが、あることを変えたら、なんと売り上げが17倍に伸びた商品があると言います。

その商品を生んだのが、こちらの会社。

Q.リニュアルしてヒットした商品は何ですか?


「こちらの冷え対策用の靴下です」


ホニャララを変えたら大ヒットしたものは、冷え対策用の靴下!
お値段1944円。

決してお安くない商品ですが売れに売れ、
すでに今シーズンの販売分が完売状態なんです。


果たして、何を変えたのでしょうか?

「最大のリニューアルポイントは…
名前を変えたことです」

そう!
ネーミングを変えたら大ヒット!

5年前に発売したこの靴下。
当時の名前が「三陰交(さんいんこう)をあたためるソックス」。


冷えに効くと言われるツボ「三陰交」の部分に発熱する素材を使った商品で、そのことを全面に打ち出した名前でした。

しかし…


「なかなか売上げが伸びず、すごく悩んでいたというのがあります」


難解なネーミングが災いし、靴下は温かいのに、売上げは冷え込んでいました。
そこで3年前、商品名を変更!

「『まるでこたつソックス』と変更しました」


「まるで、こたつに入っているように温かい」という

商品の良さをそのままネーミングに採用。

すると、その直後から売れ始めリニューアル前の17倍に売り上げが伸びたのです。

あるコトを変えるだけで大ヒット。
そんな可能性を秘めた商品、今年も生まれるのでしょうか。

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