2ヶ月で200万本超え! 桃太郎電鉄になぜハマるか調査!!


「やめて〜・・・うわぁ!ええっ〜!5億円捨てられますよ。ボンビー、ホントにやだ・・・」

こちらは去年11月に発売された、ニンテンドースイッチ専用ソフト「桃太郎電鉄〜昭和 平成 令和も定番!〜」こと、通称「桃鉄」。

発売から、およそ2カ月で累計200万本を突破するほど大人気なんです!

1988年に第一作が発売され、通算23作目となる大人気シリーズですが、
最新作は・・・

「時代の流れに合わせて、オンラインプレーを重視しまして」


「令和ならではの、『高輪ゲートウェイ駅』ですとか、マップとか物件も過去最高に強化しておりまして、(それが)功を奏したと思っております」
SNSを見てみると・・・

“桃鉄ハマりすぎて寝不足”
“桃鉄楽しすぎて毎日徹夜”
などたくさんの投稿が!

なぜ今、多くの人がハマっているのでしょうか


「ほとんど1年間どこにも行くことがなかったんで、この『桃鉄』通して、子供たちも日本を知るきっかけになる」


「このコロナ禍で、旅行的な感じですごく満喫していますね」

そう、コロナ禍の今だからこそ『桃鉄』がヒットする要素がたくさんあったんです。

今回は「2カ月で200万本超え! 『桃鉄』 なぜみんなハマる?」のかココ調です。

そもそもどんなゲームなのか・・・

『桃鉄』は1人から4人で遊べる、サイコロを振って進む“すごろく”のようなゲーム。

目的地を目指しながら全国の物件を買うなどして、

最終的に一番お金持ちになった人が勝ちです。

ゲームの中での人気キャラクターが・・・

「あ〜、これは・・・ボンビーですよね!? 比較的イラストがポップな感じになっていますね」


プレイヤーにとりついて勝手に物件を売るなどの邪魔をしてくる悪名高いボンビーこと貧乏神。
最新作は貧乏神が今風のデザインに変わって見た目だけではなく、セルカ棒を使うなど、しぐさまで令和仕様になっています。

親子でハマっているという藤田さんファミリーを見てみると…

「キャー!」

キングボンビーの登場に家族で大盛り上がり。
そんな藤田さん達に『桃鉄』の魅力を聞いてみると・・・

「私も昔からやってたんですけれども」


「原宿イコールクレープみたいなところもあったけど、今はタピオカ屋がすごいのでそれが反映されていて」

そう、最新作はゲーム内に令和時代を反映!

千駄ヶ谷に到着すると・・・

新国立競技場が1490億円で売られています。

またその他にも700億円のラグビー場があり、この物件を購入すると、ワールドカップが開催された時に臨時収入をゲットできるなど、近年盛り上がった国際的なイベントがゲームに反映されているのも魅力のひとつ。

さらにコロナ禍の今、大人もこんな楽しみ方をしています。


「オンラインで『桃鉄』やろうよとか」
「オンラインがスゴいですね」

令和の『桃鉄』はオンラインで対戦可能!
さらに・・・


「LINEとかZoomとかでみんなでワイワイやりながら(『桃鉄』を)3時間くらいやるっていうのが、今楽しくてしょうがないですね」
リモートで話しながらオンライン対戦をすれば、より楽しめるそう!

そこでウォッチングしてみることに。

右がゲーム画面、左がビデオ通話の画面。
こうすれば相手の顔を見て会話しながら楽しめます。

「伊勢神宮この辺の近くでしょ?」


「ホント?俺伊勢神宮3回行っているよ。意外にオシャレなカフェとか多かった」

ゲームを通して自然と観光地の思い出話がよみがえります。


「行きたいなと思う所とかいっぱいあるんで、(コロナが落ち着いたら)そのうち巡ってみたいなと思いますよね」


「今だから(『桃鉄』は)楽しいと思いますよ。ずっと家にいるわけですからね」

さらにこんな方も!

「(会社の)メンバーの1人がZoom繋いで『桃鉄』やりましょうってところで」


「私が『桃鉄』を持っていなかったので、ほっこりした動画をみているみたいな感じで楽しんでました」

そう、この女性、『桃鉄』をしないで、ただ仲間がプレイしているのを見ているだけだといいます。

「私もともと旅が好きで」


「知っている地名とか駅を見るだけで(旅を)思い出す感じもしますし、プレイしているみんなに、そこの思い出とかを話していました」

旅行気分を味わうことができるので、見るだけでも楽しめるという『桃鉄』。

YouTubeにはたくさんの動画が投稿され、総再生回数は1億2800万回超え。

さらに子供たちの間でもこんな楽しみ方があるそうで・・・

「物件買えるところ!」


お母さん「いつも物件買うとき、どこ見て選んでるんだっけ?」
「この確率」


「これはお金がもらえる(数値)。多い方がもらいやすい」

収益率を見るなど、お金の勉強ができるのも魅力の一つでした。