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今日のココ調

コロナ禍の大掃除、どうればいい!? 家庭でできるプロの感染対策を伝授!


「やっぱりコロナですね。(ウイルスが)見えないのも気になりますね」


「やっぱり今はコロナが一番怖いですね。家の中はどこに菌が付いているのか本当に分からないなっていうのが・・・」

大掃除シーズン到来!
しかしコロナ禍でウイルスや菌を気にするようになった今、これまでの大掃除の方法で大丈夫なのか、街では心配する声が。

これに対し専門家は?


「家族がよく触る場所、そういうところは目に見えてキレイでも、ウイルスは残っている可能性があります」

今までの大掃除の方法では、ウイルスや菌が体に付着したり、残ってしまう可能性があるといいます。

そこで今日はプロがコロナ禍の今、大掃除のテクニックを伝授!


「奥に黒い点々がびっしりとあるんですが、すべてカビとなっております」

「こするだけでこんなに(汚れが)落ちるんですね」

「コロナ禍の大掃除どうすればいい? 家庭でできるプロの感染対策」をココ調です!

まずは専門家にコロナ禍で大掃除をする際に注意すべき点を聞くと・・・

「大掃除をするとホコリが舞いやすくなってしまいますが」


「そこにウイルスが付着していることもありますから、マスクをしっかりつけて掃除を行う」

そう、ホコリにはウイルスが付いている事があるので注意が必要。
さらにこんな対策も。

「目の粘膜から感染するっていう報告もありますから」


「より徹底的に対策を行うっていう場合には、ゴーグルも有効と考えられます」

大げさに見えますが、目から感染する可能性もあるので、隙間のないゴーグルが有効だといいます。

ポイントをおさえたところで、
街でコロナ禍の今、大掃除で気になる掃除場所を聞いてみると…


「家にいる時間が(今年は)普段より多かったので、エアコンずっと使ってた感じです」

「ちょっとニオイが気になってきた感じですね」

「普段はエアコンのフィルターを掃除機でちょっと吸い取るくらい」

「中は黒カビとかで全体的に黒くなっていて…」

そう、エアコン!
今年はおうち時間が増えて、エアコンはフル稼働。

そのため、エアコンのフィルターにもホコリがたくさんたまっているという方が。

ではプロの対策法は?

「まずは、軽くハンドバキューム等で掃除機をかけてください」

こうすることでホコリが舞いにくくなるそうです。


そして取り外したフィルターはお湯で洗い流し、中性洗剤とスポンジでやさしく洗えばキレイになります。


洗った後、そのまま生乾きの状態にするとカビが発生し部屋中に舞う恐れがあるため、しっかりと乾かすことが重要です。

さらに吹き出し口を見てみると・・・


「奥に黒い点々がびっしりとあるんですが、すべてカビとなっております」

吹き出し口の奥はカビだらけ。
これをきれいにする方法は?

「ゴムベラにキッチンペーパーを輪ゴムでとめたものを使います」

これにアルカリ電解水を吹き付けてカビを拭き取ります。

専門家によると、エアコンの内部は湾曲しているため、ゴムべらを使うことでしっかり菌の除去ができるそうです。

掃除の前と後を比較してみると一目瞭然。


菌やさまざまな見えない汚れを数値化できる測定器を使って計測すると305。
掃除前よりかなり汚れの数値が下がりました。


「エアコンの内部には、見た目以上のカビが生息しているということなんですよね」


「吹き出し口に多くカビが見られましたら、一度プロに専門清掃をお願いしたほうがいいかもしれません」

続いては…

「特に換気扇とか」


「ほとんど(今年は)外食、うちもしないので、たぶん中開けてみないと・・・怖いことになっているかな」


「やだ換気扇・・・触りたくない」
「(今年は)料理の回数増えるもんね」

そう換気扇。
今年はコロナ禍で家で料理する機会が増え換気扇の汚れが気になっている方がたくさん。

専門家は?


「コロナの病室などの研究でも、どこにウイルスが付着しているかっていうのを見たところ」


「やはり換気扇にも(コロナウイルスの付着が)認められていました」

「大掃除のとき換気扇もキレイにした方がいいと思います」

そこでプロが家庭でできる換気扇の洗い方を伝授です。

まず、換気扇の外せる部品をすべて取り外します。

「だいぶ油汚れが付着しているのが分かるかと思います」

そこでコロナ禍の掃除のポイント。
実はファンに汚れがたくさんある場合、重くなって回転数が下がり換気が十分にできない恐れがあるので油汚れをきれいに取り除くことが重要!

次に・・・


「お湯を全体が浸かるくらいためていただきましたら、大さじ2杯分くらい重曹を用いてつけ置きを行っていきます」


50℃以上のお湯に重曹を溶かして20分つけ置けば、頑固な油汚れもブラシなどで簡単に落とせます。


「油汚れが強い場合は、もう一回つけ置きすると十分効果を発揮できますね」

掃除前と比較すると見た目はきれいになっています。
汚れを測定すると1012。
掃除前の6728よりかなり下がりました。

さらに街の方がコロナ禍の今、気になる場所は・・・


「できるだけ触るところ。気休めにしかならなくても、やりたいなと思っています」


「年末くらいはドアノブも。どこまで掃除していいのか、わからない」

街の皆さん100人に聞いたところ、よく掃除するようになった場所、
3位は玄関、2位はトイレ、1位はドア。
よく手に触れる場所がみなさん気になっていました。

専門家は・・・

「家族がよく触る場所」


「そういうところはウイルスが付着している可能性があるので、目に見えてキレイでもウイルスは残っている可能性があります」

「キレイにした後に、しっかり消毒が必要です」

実は、アルコールそのものには汚れを落とす力はあまりありません。

そのためしっかりと掃除し、まずは汚れを落とした後にアルコールで消毒することが重要なんです。

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