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今日のココ調

次世代の移動手段!? 大注目の電動キックスケーターを調査!

「今、渋谷の街を電動キックスケーターがさっそうと走っています!」

今年、大注目の乗り物「電動キックスケーター」!

SNSでも「快適!チョイ乗りにはとても良い」「楽しすぎる」など、実際に公道を走っている人の投稿が続々!

さらにこちらの大学では・・・?


「学内で電動キックスケーターを利用できるような実証実験をやっております」

広大なキャンパスの移動手段として、学生にも大好評なんだとか。

様々な場所で活用され始めている今年は、“電動キックスケーター元年”なんです。

「えっ!え〜っ!あんなに速く登れるんですか!? スイスイとこの急勾配の坂を駆け上がっていきましたね!」

2021年、次世代の移動手段として大注目!
“電動キックスケーター”をココ調します!

まずは、東京のJR田町駅へ行ってみると……


「見てください!電動キックスケーター公道をスイスイ走っています。けっこう速いですね」

これは、電動キックスケーターのシェアサービス「movicle(モビクル)」。

事前に登録した専用のアプリを使って、QRコードを読み込むだけで簡単に借りることができるんです!


「駅からちょっと遠いところであったりとか、すごく利便性がありますので、密にならないっていうところで、皆さんから声をいただいておりまして」

「利用は増えてくるんではないか、と思っています」


現在、都内に貸し出し・返却のためのポートを5カ所設置、あさって(9日)には、東京タワーの下にも新しくOPEN!

そのOPENを前に、おととい(1月4日)行われたのは・・・?

「電動キックスケーター乗っている方がいらっしゃいますね」

東京タワーの下にポートがオープンする前にひと足早く乗り心地を体験してもらおうと行われた試乗会。

実際に体験した人は・・・?

「楽しいです、すごく。またやりたい」


「バイクとは違う疾走感というか、何か独特の乗り味が面白いですね」


「(バイクと違って)ドカッと座っている感じじゃない分、自分で操っているっていう感じは面白い」

「買ってー!」

では、電動キックスケーターにはどんな種類があるのか?
向かった先は、家電量販店。

「ありました!店頭の一番前に電動キックスケーター置いてありますね」

「こちらは公道を走れないタイプのものになっております」

そう!電動キックスケーターには“公道を走れる”タイプと“走れない”タイプのものがあり、こちらは“公道を走ることができないタイプのもの。

ブレーキなどの部品を追加しても、「道路運送車両」の保安基準を満たせないんです。

一方こちら、電動モビリティの専門店にあったのは・・・?

「ありました!ありました!これが電動キックスケーターですね。けっこう色んな種類があるみたいですね」


「こちらの2種類が公道走行仕様の車両になっています。月に多いときで50台から100台くらい売るときもあります」

こちらが“公道を走れる”タイプの電動キックスケーター。
最高速度25km、およそ3時間の充電で28kmほど走ることができます。

では、公道を走れるものと走れないもの、いったい何が違うのでしょうか?

「(公道を走るには)原付免許が必要になります」


「例えばウインカーですとか、ブレーキランプですとか」


「こういったものをカスタムして原付と同じ仕様にすることで、日本では公道を走ることができます」

日本では「原動機付自転車」、いわゆる原付扱いになる“電動キックスケーター”。

そのため、ヘッドライト、前後のブレーキ、バックミラーなど原付と同じ保安基準を満たす車体の装備が必要。

もちろん、免許証やナンバープレート、保険への加入なども必要です。

専門店などでは、これらの装備をすべて行ってくれるところもあるんです。

そんな電動キックスケーターの操作は難しいのでしょうか?
国と実証実験をすすめる岡井さんによると・・・。


「かなり乗るのは簡単で、皆さん乗っていただいた方の99%以上の方が1分以内に乗れるようになっています」

何と1分!?


「乗り方としては、こちらがアクセルになっていまして、1〜2回蹴っていただいた後に…」

「アクセルを押すと、サーッと電動で進みます」

アクセルは、誤作動防止のため、停止した状態では発進しないようになっています。

「両方にブレーキも自転車と同じようなものが付いていますし」


「地面との位置が近いので、すぐ降りることができるのが大きな特徴となっています」

果たして、その乗り心地は・・・?


「よッ、乗れた!乗れました!何か自転車とはまた違う感覚で楽しいですね」

1分ほどあればスムーズに乗れるようになり、カーブも曲がれるようになりました!

しかし、公道を走る際は細心の注意が必要だと言います。


「現状この電動キックスケーターは日本だと原付バイクの扱いになっているので、自転車レーンや歩道に入ることは許されてはいない。そうすると車との距離が近いので、ご自身がとても注意して乗って頂く必要がある」

実際に、去年11月に購入したという、こちらの男性は・・・?


「マンションなので、玄関に置けるようなものが欲しいなと思っていて」

「これだったらちょうどいいかな、と思って買った」

通勤用に購入したという電動キックスケーターは、最高速度60kmまでOKな「原付二種」タイプのもの。


公道を走れるように車体を整備したのはもちろん、信号待ちで座れるように椅子を設置。


さらに、水筒などのちょっとした荷物が入る箱も取り付けて、お値段およそ16万円!

充電も自宅の玄関先で行っています。

そんな尾川(おがわ)さん、実はこの日・・・!

「今日(電動キックスケーターで)初出勤なんですよね」

自宅がある品川区から勤務先の新宿区まで、およそ12kmを初めて走るというので、同行させてもらうことに!

すると道中に現れたのが・・・!

「コレすごくないですか!?この坂かなり急勾配ですけど登れるんですかね」

都内でも有名な急勾配の「行人坂(ぎょうにんざか)」。

平均勾配はおよそ11%と、かなりの坂道ですが・・・!


「きました!きました!尾川さん!え〜!え〜!あんなに速く登れるんですか!?」

急勾配の坂でしたが、スイスイと難なくクリア!
あっという間に上り切ってしまいました!

さらに・・・!

「きました!電動キックスケーターがこの渋谷の街を颯爽と走り抜けています」

人通りの多い場所を通過するたびに・・・!

「あ〜見てますね、やっぱり注目を浴びているようです」

見慣れない乗り物に、振り返る人が続出!

その後も都心を走り抜け、無事に勤務先に到着。

およそ12kmの距離を走行してもバッテリーはほとんど減っていませんでした。

Q.乗り心地はどうですか?
「快適です」


「自転車通勤とかされている方であれば、同じような感覚でいけるんじゃないかなと」

「広がってほしいですね」

今後人気が高まりそうな電動キックスクーター。
公道を走行するのには、原付タイプの公道走行仕様の車両かどうか確認が必要です。

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