ココ調

今日のココ調

コロナ禍でどう変わる? アイデア&工夫満載の修学旅行を調査!

「今、修学旅行生を乗せたバスが入ってきましたね!」

コロナ禍で変わる学校行事、第3弾は・・・
「修学旅行」!

ココ調が全国の小・中・高の53校にアンケートを行ったところ・・・

ほとんどの学校で、「修学旅行に変わるものを実施した」もしくは「延期」という回答が!

岐阜県にある小学校では、中止になった修学旅行の代わりに「思い出に残る行事を楽しみたい!」と、小学6年生たちが企画・運営をして「スポーツフェスティバル」を開催!

さらに栃木県にある中学校では・・・!

何とグラウンドで花火を打ち上げる学校まで!

コロナで変わる学校行事、第3弾!
アイデアと工夫で思い出作り!
「修学旅行」をココ調します!

まず向かったのは・・・小田原にあるこちらの高校。
9月末に実施した修学旅行は・・・?


「今年は私はじめ、2人の教師が長崎に参りまして、いわゆるオンラインで旅行を行いました」

これまで35年間、毎年9月に3泊4日で長崎へ平和学習に行っているというこちらの高校。

しかし今年は先生だけが現地へ!
学校と生中継スタイルでのオンライン修学旅行を行ったんです。

そのことを最初に聞いた生徒たちは・・・?


「すごく楽しみにしていたから、先生だけ行くって聞いてえーっ・・・とはなりましたね」

やはり生徒の本音は「実際に行きたい」!

そこで、先生たちは…


「見るんだったらここは見たいよなとかYoutuberさながらに(やっていた)」

先生自らリポーター、そしてカメラマンを担当。

行けなかった生徒の代わりに千羽鶴を奉納している様子など、少しでも興味を持ってもらえるように、テレビ中継さながらにリポート!


「現地行かないと分からない状況もやっぱりあったので、場面場面に応じて対応していくっていうところが大変だなって」

そんな先生たちの努力のかいあってか、生中継を見た生徒たちは・・・。

「先生の説明の仕方とか上手だった」


「先生がテレビのリポーターみたいで普段とは違う勉強の仕方ができた」

「大人になったら(実際に)見に行きたいなと思いました」

さらに新潟県にある上越市板倉中学校では・・・?

「夜の学校で肝試しと脱出ゲームをやりました」

毎年、2泊3日で京都・奈良に行っていたという修学旅行の代わりに実施したのが「肝試し」と「脱出ゲーム」!
実はコレを考えたのは・・・?


「お金をかけないで自分たちの手やりたいと思って、夜の学校って思い出に残ると思ったので(肝試しを)提案しました」

そう!生徒自らが発案し、3週間かけて、放課後や休み時間を使って準備。
先生や保護者が安全面をサポートして実現したと言います。

「すごく怖かったです」

「ずっと悲鳴がなりっぱなしでした」

生徒の思いを受け止め、許可を出した校長先生は・・・?

「修学旅行が中止になっても(コロナに)屈したことにはならないけれども、生徒たちが『私たちは修学旅行に行けなかった残念な学年だ』と思ったら屈したことになる。生徒たちは屈しなかったと思います」

一方、修学旅行生を受け入れる施設にも、様々な工夫が!

こちら、福井県にある水族館では・・・?


「一般のお客様がお帰りになられた閉館後に夜間貸切営業というのを行っておりまして」

そう!閉館後の誰もいない水族館を2時間貸し切れるプラン!

これが今、修学旅行で人気となっていて、9月以降、20の学校から予約が入っていると言います。

この日も、修学旅行のバスが着いたのは、閉館後の午後5時。

地元、福井の小学生と先生、わずか26人での貸し切り営業です。

その人気のワケは・・・?


「いつもだったら関西方面に行くっていう形だったんですけど、やっぱり一番は密にならない」


「水族館を貸切するっていうのが、すごく夢みたいだな、ワクワクするなって」

さらに!
普段は見られない水族館の裏側が見学できたり・・・

夜間ならではのライトアップされた特別なイルカショーも特等席で独占できちゃうんです!

「こんなに間近で見れないよ」

「カワイイ〜!」

「けっこう楽しいです」


「逆に県内ってなかなか行かなかったので、地元の楽しさを知れて楽しいです」

一方、栃木県にあるこちらのテーマパークにも

地元の中学生たちが訪れていたのですが・・・。


「修学旅行で遊びに来たのかと思いきや、動物の小屋のお掃除を始めましたよ」

「こちらアトラクションの入口なんですが、入口の方にも修学旅行の生徒のみなさんいらっしゃって接客をされていますね」

なぜか遊ばずに、園内の色々なところで働いている修学旅行生たち。

実はコレ・・・!

「今年7月から始めている新旅行プランになりまして」


「『体験型研修旅行』という1日で職業体験と遊びを両方味わえるプランとなっております」

この日、職業体験をしていた黒磯北(くろいそきた)中学校は例年、2泊3日で京都・奈良を訪れていましたが・・・

今年は学校からおよそ20分ほどのテーマパークで日帰りに変更。

こちらを選んだワケは・・・?


「入学したときからコミュニケーション力の向上みたいな感じで指導してきた内容なので」


「地元ということと、キャリア学習の一つがここでやらせてもらえるということでありがたかったですね」

実際に、職業体験をした生徒たちは・・・?


「人と、今コロナっていう状況ですけど、関わることができていい体験ができたと思います」


「やっぱりありがとうとか言われると、とてもうれしくなったりして」


「しっかりありがとうとか、言葉を伝えてあげたいなって感じました」

その生徒たちの接客を受けた一般のお客さんはというと・・・?


「快く丁寧に対応してもらったので、全然最初は違和感なかった」


「お客さま側としては、普通の飼育員さんだと思って安心して子供を任せられる感じがしましたね」

そして夕方。職業体験が終わり、学校へ戻ると・・・!

「スゴーイ!火が今、こちらに向かってきています!

生徒たちを待っていたのは、校庭でのキャンプファイヤー!
実はコレ・・・!


「普通の行事とかも今年だいぶ中止になってしまったり、短縮の行事になってしまったりしたので」

「子供たちにちょっとサプライズもしたかった」

修学旅行へ行けなかった子供たちへ、保護者からのサプライズプレゼント!

さらに・・・!

「えっ! 学校の校庭で打ち上げ花火が上がってますよ!大きい!」

学校の校庭で花火を打ち上げるという超ビッグサプライズ付き!

「めっちゃキレイ! うわー、ヤバい!」


「地域の方々と先生に、感謝しかないなと思いました」

「例年通りじゃない修学旅行っていうのは」


「僕もみんなにとっても逆に一生忘れられないような思い出になったんじゃないかなと思います」                  

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