五輪の裏で日本に大寒波！ 寒すぎる日本のびっくり映像を一挙紹介!!
おととい閉幕した平昌オリンピックは「史上最も寒いオリンピック」ともいわれましたが・・・
今年の冬は日本も寒い！
過去最強クラスの寒波が次々と襲来し大雪や厳しすぎる寒さが続きました。
そこでココ調では、今年の寒波だからこそ撮影できた写真や動画を募集。
すると全国の皆さんから230件以上もの投稿を頂きました！
ということで今回は『寒すぎる日本』のびっくり映像を厳選して一挙に紹介しちゃいます！
まずは、寒さを吹き飛ばすほどのインパクトを放つ「ユニーク部門」。
富山市に住む渡辺さんの投稿。
雪道を歩いていると、何やら不思議な視線を感じたという渡辺さん。
その視線の正体が、こちら！
なんと！雪をかぶった自動車の後ろの部分が、奇跡的に人の顔のような状態に！
目や口はもちろん、鼻の穴まで開いていて、何とも言えない表情をしたこの車。
渡辺さんは完全に目が合ってしまい、思わず写真に収めたのだそうです。
続いては、川崎市の池野さんの動画。
皆さん、このにゃんこ、どこにいるかわかりますか？
実はここ、寒波によって凍り付いた池の上！
そう、このにゃんこは氷の下を泳ぐ金魚を狙っているんです！
自分のすぐ下にいるのに、なぜか捕まえられない金魚。
この後、しばらく追い掛け回しましたが、金魚は一匹もゲットにゃらず、だったそうです。
次は、今回最多、46人の方が送ってくれた「つらら部門」。
広島県の林さん！
屋根にはたくさんのつららができていますが、その横に…
なんと！およそ2mの巨大なつららが！
身長を大きく上回るつららに、大興奮だったそうです。
千葉県の土屋さんが送ってくれた写真。
植込みの枝の間に浮かぶ「魂のような形」をしたつらら。
まわりの枝にはないのに、なぜここにだけ、不思議なつららができたのでしょう？
実は、これ、マンションの出窓に付いた結露が、その下の植え込みに少しずつ落ちて凍りついたもの。
じっと枝に吊り下がり、大きくなった姿に「つらら魂」を感じるびっくりな一枚でした。
滋賀県の増田さん！
琵琶湖の湖畔で撮影したこの写真。
枝から、なが〜いつららがたくさんできていますが・・・
これは「しぶき氷」といい、絶えず波しぶきがあがり、そのしぶきがすぐに凍るなど様々な気象条件が揃わなければ現れない、とても珍しい現象！
琵琶湖でもめったにお目にかかれない氷の芸術です。
続いては寒波ならではの「不思議な現象部門」。
静岡県の星本さんが撮影した写真がこちら。
細い枝の先に付いているのは、
なんと凍ったシャボン玉！
氷点下の屋外で、シャボン玉を吹いてみたところ、わずか2秒ほどで凍り付き、幻想的なフローズンシャボン玉が完成したのだそうです。
長野県の柳澤さんも、シャボン玉を撮影。
板の上に落ち、固まった半円形のシャボン玉。
息を吹きかけると・・・
一瞬で粉々に！
キラキラと空を舞うはかなくも美しい光景に、思わずうっとり。
続いて長野県の堀内さんかの映像。
氷点下にまで冷えた車の中で撮影されたこの映像。
前の日の夜に、車内に置いたという水の入ったペットボトルを持ち上げると、次の瞬間、驚きの現象が！
そのペットボトルを思いっきり振ると……
皆さん、分りましたか？
ペットボトルを勢いよく振っただけで、中の水が一瞬にして凍ってしまったんです！
実はこれ、水が零度以下に冷えた「過冷却」という状態で起きる現象。
水はただ冷やしただけでは温度がマイナスに下がっても凍ることはありません。
氷になるためには、水の分子に外から何らかのエネルギーが加わって、氷のかけらが発生しなければなりません。
衝撃を加えるなどして、氷のかけらが発生すると、それにくっつくように周りの水も一気に凍っていくんです。
そんな摩訶不思議な過冷却水の映像は、他の方からも・・・
新潟県の専門学校で撮影された動画。
水道から流れる水が一瞬で凍り、にょきにょきと成長する不思議な映像。
これも、水道水が過冷却状態になったことで発生した貴重な現象なんです。
「なにこれ？すごい」
「面白いんだけど！」
最後は、石川県、雪の科学館から送られてきた神秘的な写真！
ロールケーキのような雪の塊が、たくさん並ぶ不思議な写真。
まわりに人間の足跡はありません。
なぜこんなものが…。
実はこれ、「雪まくり」という自然現象によって生まれたもの。
斜面で固まった古い雪の上に新雪が降り積もり、そこに、木の枝などから雪が落ちると、表面の柔らかな新雪がのり巻き状になって転がり、このような雪まくりが発生するんです。
雪質や転がり方によってその形はさまざま…。
中には、こんなバラのような形の雪まくりもありました！
滅多に見られない寒さによる不思議現象、いかがでしたか？
みなさん、たくさんの投稿ありがとうございました！
