移動中を贅沢に過ごす! 驚きの最新バスサービスを調査!!

「私がコーヒーを飲んでいるこの高級感あふれる空間、一体どこだと思いますか?」

実はこれ、先月デビューした最新観光バスの中!


「この木目の感じとかバスとは思えないですね!
こんなバス初めて!」

今やバスはただの移動手段ではなく、バス自体を楽しむ時代に突入。

そんな中、先週誕生したのが・・・

「テーブルにグラスやお料理が並んでいますよ」

なんとバスの中で、本格的なフルコースが食べられる、動く“フレンチレストラン”まで登場!

そこで今回は、これまでの概念を超えまくりの最新バスサービスをココ調します!

まずは、先月デビューしたばかりの高級観光バス「クラブツーリズム・ファースト」を調査!

早速中へ入ってみると・・・

「お〜!超豪華ですね!観光バスというよりかは、高級な料亭のような感じです」

お寺や神社などで用いられる、木を格子状に組んだ格天井(ごうてんじょう)を世界で初めてバスに導入。

他にも、壁や床などあらゆるところに木材が使われていて、バスの中とは思えないほどゴージャスさが満載!

デザインは、JR九州が運行する豪華列車
クルーズトレイン『ななつ星(ぼし)』を手掛けた水戸岡 鋭治(みとおか えいじ)さん。
コンセプトは“走る茶室”ということで・・・

「これカウンターですよね」

なんと客室の後ろにバーカウンターが設置され、

バスの中でひきたてのコーヒーをいただくことができるんです!


「あ〜いいですね。隣の座席ともスペースがかなり広く確保できていますし、足元も広々としていてとてもバスとは思えないくらいのゆったり加減」
気になる料金は、1泊2日、3食付きのコースで6万円(ホテル代込み)から。
オフシーズンにも関わらず人気を集めているそうです!

続いてやってきたのは愛知県・豊橋市。

バスツアーの集合場所へ行ってみると・・・

今回乗車するのはこちらの2階建て観光バス。

そこで社長に案内していただき、バスの2階部分へあがってみると・・・

「おぉ、すご〜い!テーブルにグラスやお料理が並んでいますよ!」

Q.ここレストランじゃないですよね?
「バスなんですけれどレストランなんです」

今月2日にデビューしたばかりの最新サービス『東三河(ひがしみかわ)レストランバス』!

最大25人のお客さんが乗ることができ、バスで名所を巡りながら本格的なフランス料理を堪能することができちゃうんです!

よく見るとこの机、切れ込みが入っています。

これは、切れ込みにグラスを通すことで転倒を防止する特注の台。

ほかにも、お皿の下に滑り止めを敷くなどレストランバスならではの工夫が。

「こちら食前のアミューズブッシュでございます」

さっそくおしゃれな料理が登場!

料理が運ばれてきたところでいよいよレストランバスが発車!

天井はガラス張りで、開放感いっぱい。
天気が良い日は最高です。

走るバスの中で、菜の花のキッシュをいただくと・・・

「う〜ん!ふわっと菜の花のいいかおりが漂ってきて本当に上品な味」

続いてバスは山の中へ。
すると・・・

「すごい、絶景!」
そしてもちろんここでも・・・

「前菜でございます」

華やかな前菜がテーブルへ。

このレストランバス最大の魅力は、絶景が見えるポイントまでバスで移動して、その景色を見ながら食事ができるという所なんです!

ところで皆さん、この本格的なフランス料理はいったいどこで作っていると思いますか?


実はバスの1階部分が小さな厨房スペースになっていて、専属のシェフが身をかがめながら、車内で調理しているんです!

「この狭いスペースで本格フレンチコースを出せるようにしております」

ちなみに、バスの走行中はキッチンに入れないので『目的地に到着してから調理』という工程をツアー中に何回も繰り返しているんです。

できたてほやほやの料理を堪能できるこのレストランバス。
実はもう一つ、ある醍醐味が!

ツアー中にキャベツ畑に立ち寄ると・・・

「キャベツをいただいてよろしいですか?」

なんと農家の方が目の前で収穫した新鮮なキャベツを…

すぐさまシェフが調理。

バスの中でいただくことができちゃうんです!

もちろんフレッシュ感は格別。
甘いキャベツの味が凝縮しています。

そして、極め付きのクライマックスが・・・

「この絶景すごくないですか?」

海に浮かぶ夕日の絶景。
贅沢の極みです。


メインディッシュの時間を日没に合わせることで、幻想的な夕焼け空を見ながら食事をすることができるんです!

豪華な茶室から、フランス料理まで・・・
バスの進化はどこまで進むのでしょうか?